あらすじ・年表

そんな人向けのまとめ


第一部

第一章

佐藤優、渡部孝、山田環、田中理、斉藤紘、教師の茂山汐の平和な日常。
藍河沢高等学校
全校生徒22名  教師12名
1年の生徒  8名
2年の生徒  4名
3年の生徒  10名

第二章

全校生徒での遠足途中のバス事故で紘の弟である誠死亡。
優ら、警察の動きを怪しむ。

第三章

藍河沢警察署の警察官である榊原凛、辻一本格的に登場。
孝、図書館で藍河沢の本を見つける。
2018年の資料だが、優らが知る藍河沢高等学校とは違った情報が書かれている。
藍河沢についても、優らが住んでいる土地は広く人口が少ないが、書類には人口密度が高く書かれている。
凛と一、皆を騙している※ことに罪悪感を感じ始める。
※藍河沢の本当のこと、皆のいる立場

第四章

凛、一、皆に自らが監視者であることを打ち明ける。
この町の多くの人々は集団洗脳のような病気にかかっていると言う。
一は優らが「どこかで空白の3年間を過ごしていた」と語る
よって、優らが今2019年だと思っている今は実際には2022年である。
結界師のカイ(伽)登場。
藍河沢の洞窟の奥深くには数多くのモニターがあり、そこの回線で藍河沢外にいる結界師のカイと初めてコンタクトを取る。
そして皆が住んでいる藍河沢は、実際の藍河沢ではなく《alga》という平行世界の一部であると話す。(ここではその土地を「偽りの藍河沢」とする)
カイの裏切りがバレ、何者かによって殺される。
本格的に脱出についてや町、病気の関係性など考え始める皆と、特に考えていた孝。

第五章

孝の技術によって結界の一部に穴を作る準備が整う。
住民は一部に集まり、その穴が開くのを待つ。そんな中、別の穴から覗いた弾を凛を守るために受け辻一が死亡
辻一以外全員脱出。


第二部

凛編

プロローグ〜第一章

辻の死を引き摺る凛。
紘、理、文、萌は帰省。
その他、本物の藍河沢へ行く。
優、孝、環は汐の教えのもと約1年間高校三年生の勉強をする。
偽りの藍河沢に取り残された辻の遺体を取り戻すために平行世界について捜査。
エクリプスという研究組織があることを知る。

第二章

凛、光と協力。神奈川県にある藍河沢高等学校の地下へ捜査
小野寺涼、中畑玲、田付澪、登場。
エクリプスの人間である田付澪は、光がalga出身であることを明かす。
この頃、エクリプスという組織自体は特になにも企んでいないことを微かに確信
凛、やや疑いつつも光と協力。

第三章

凛と光、辻が生きている平行世界へ向かう。(algaではない)
自分と目が合いそうになったため、辻本人と合うことなく辻のスマホだけを手にし元いたvioletに戻る。
凛、辻家訪問。遺書や、スマホを使ったボイスメッセージを聞き、光が危険人物であることを確信。

第四章

光が危険人物であるかもしれないということを報告した直後、凛や優の中で一や光の存在について認識が曖昧になっていく。
認識が戻り、これは集団で認識が操作される病気の後遺症だと言う。

第五章

凛の心が成長。


優編

第一章

辻一についての話が終わり、高校三年生の勉強も終えた。
危険ではないと知ることが出来たため、エクリプスという研究組織に加入
紘、理、文、萌合流
平行世界について調べる、凛率いる「S邸」
病気について調べる、優率いる「F邸」に分かれて捜査。

第二章

優捜査。ミラージュ・ファイルという金銭が発生する特殊なサイトを見るが、病気については何も分からず。
汐の一言により、光が持つ認識操作について思い出す。たまに認識が曖昧になることが、認識操作なのか病気なのか更に混乱する。

第三章

萌高熱。
S邸、algaに訪れる。三白眼アシメの男、髪と目が左右で白黒に分かれた男と出会う。ハルパーと拳銃……その他を入手

第四章

S邸とF邸、それぞれ別行動をしていたため近況報告。
S邸がalgaに行っている最中、F邸では環が高熱。何かの病気ではないかとエクリプスの病棟を訪れるが、何の成果も得られず。
報告を終えた翌日、ミラージュ・ファイルにて「紅顕病」がマッチ。
確信を得た途端、
優は「空白の3年間は実験台にされていたのではないか」という結論に一度至る。

第五章

ある日、優が光を絶望させ、かつこれ以上自分たちに干渉しなくなる作戦を思いつく。
そんな時、澪が誘拐され、優と光は対面する。そこで優の作戦を使う。光の好奇心を殺すため、
優ら病気持ちは全員自○。
光はうつ病となった。その時病棟に“男”が現れ、最後の認識操作の能力を使うことを要求。
その認識操作で“男”とその仲間は、認識操作によって1部記憶を失い、ただ平行世界について研究するだけの人々となった。


年表

エクリプスのエンブレム。ピンバッジとして配られる。

用語集

  • 藍河沢町……神奈川県に位置する。※

  • 偽りの藍河沢……長野県に設置された《alga》の1部。※

  • 藍河沢高等学校……偏差値70の中高一貫の進学校。

  • エクリプス……研究組織。

  • ピクシー……エクリプスで使用する携帯のようなもの。

  • プロジェクト・クロス……凛が見つけた平行世界に関わるファイル。

  • ミラージュ・ファイル……公表されていない病名が数多く記載されているサイト。特定のものを調べるためにはウン数万の金額を必要とする。

  • violet……優たちが住む一般的な世界のこと。

  • alga……特にvioletから遠い平行世界のうちの一つ。

  • lily……特にvioletから遠い平行世界のうちの一つ。

  • 平行世界……ここで言う平行世界は1つではない。樹形図などで例えると分かりやすい。

  • 認識操作……ここでは、認識が曖昧になったり、変わったり、忘れたりすること。

  • ルミナス・プロジェクト……三年間の監視がメインとなるプロジェクト。2017年頃の書類であった。

※実際の県とは全く関係ありません。この物語はフィクションです。